あづまやと小松産六条大麦
石川県小松市は全国有数の、六条大麦の産地。しかし、そのことは地元小松の人にさえよく知られていませんでした。小松の大麦をPRするため、あづまやは2008年、市内の異業種企業と協力し、大麦プロジェクトを開始しました。
大麦だけでは、パンをつくることはできません。あづまやでは試行錯誤を重ね、大麦の特製と効能を生かし、大麦の風味そのままに食べやすいふんわりとした食感に仕上げ、食パン(大麦ブレッド)、菓子パン(大麦あんパン、クリームパン、コッペパン)などを開発しました。
大麦を使ったラスクやクッキーなど、日持ちのするお菓子もございます。その中の一つ「小松フロランタン」は、地元食材を盛り上げようと地元高校生がプロデュースした逸品。大麦を使ったフランスパンのラスクに、小松産えんれい大豆とアーモンドのヌガー、ご当地グルメ「小松うどん」を素揚げしたものが乗っています。小松市主催の「こまつもんてくてくフードコンテスト」では、アイデアが優れた商品に与えられる「こまつもん賞」を受賞しました。ラスクの食感とヌガーの香ばしさが絶妙にマッチしています。
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大麦ブレッド
大麦粉と柔らかく炊いた大麦粒を練り込んだ、麦飯ならぬ麦パンです。
もっちりした食感が特徴で、麦の香りもほのかに残りトーストがオススメです。 -
大麦ネピュレブレッド
大麦パン生地に、さらにピューレ状の大麦を練り込み、湯捏ね仕込みでじっくり熟成させた特別でプレミアムな大麦ブレッド。
根強いファンもおり、このパンを使ったサンドイッチも数量限定で作られています。